【トリプル】ファイヤー軸雨晴れスイッチ【第五回診断メーカー大会】
第五回診断メーカー大会に出場してきました。
前回のリベンジを狙うも再び2勝3敗(実質1勝3敗)と振るいませんでした。
なんでこんなことになったかの反省の意味も込めて構築をまとめます。
今回、「さはる」で診断されたパーティはこちら
そして今回の環境がこちら
※環境画像はノートさん作成
強そうに見えたので引き直しはなし。
初見の印象では電気と岩がつらいかなあという感じでしたね。
なんとなく天候ギミックを頼りにしてきそうな人が多く見えたため、日本晴れ、雨乞いを使用しファイヤーの炎技又は暴風を強化しつつ相手のやりたいことを崩していこうという方針に決定。
数値が低くなりがちな大会なので、交替による耐性受けを許さないメガゲンガーの影踏みは普段以上によく機能してくれるのではないかと期待していました。
どうでもいいけどKP計が7であり今大会最下位。デリバードミラーとかちょっと見てみたかったので残念。
それでは個別に
ゲンガー@ゲンガナイト
おくびょう ふゆう 167-63-80-151-95-178
シャドーボール かなしばり ちょうはつ まもる
メガ枠として診断されたポケモン
HSに全振りしたメガゲンガー。かげふみとちょうはつ、かなしばりによって相手の選択肢を潰していく。
かなり強いメガ枠だと思い引いた時は喜んだがうまく使いこなせず。書く事もあまりない。
金縛りが有効だった場面が全くなく、代わりにトリックルームがほしい場面が多すぎた。S操作が如何に重要かを痛感した。
ファイヤー@とつげきチョッキ
ひかえめ プレッシャー 181-108-121-191-106-119
オーバーヒート ぼうふう ねっぷう フリーフォール
S操作枠として診断されたポケモン
しかし特殊アタッカーに繰り出すこととエース運用することを考えるとどうにも数値が足りず、チョッキを持たせて泣く泣くおいかぜを切ることに。
配分は+補正特化ランドロスのいわなだれ確定耐え、S-1最速110族抜き、残りC。
鋼タイプを一撃で落とすためにかえんほうしゃでは足りずオーバーヒートを選択。全体技のねっぷうと、雨下で必中となり診断の仕様上多い格闘タイプへの遂行技ともなるぼうふう、本当は追い風がほしかったが上記の通りなのでコンボに依存したパーティを止めるためのフリーフォールを採用。
実際に動かすまでは強いと確信していたものの、終わってみれば今回の構築面での一番の反省点がこいつとなってしまった。
とにかく追い風がないのが弱すぎた。一致弱点を一発耐える耐久力があったところで熱風一発程度ではほとんど意味がなく、ほとんど置物状態であった。
今となってはなんでこんなのが強いと思ったのか不思議であるほどなので反省はきちんと今後に活かしていきたい。
処理落ちがひどいという噂は本当だった。
おくびょう やるき 121-67-65-117-65-139
こごえるかぜ ねこだまし あまごい みちづれ
デリバードの種族値なんか知らねえよ!という方のために説明するとCSぶっぱです。
自分もデリバードに関しては種族値が全部低いということしか知らなかったが、ねこだましとこの構築唯一のS操作技により予想に反して堅実な活躍を見せてくれた。
日本晴れからの炎技や葉緑素を中心とした相手や、ファイヤーの暴風が刺さっている場面で撃つあまごいもこいつの担当。
放置されて役にたたないかと思っていたみちづれは、全体技に巻き込まれたり対象がいなくなった単体技が飛んできたりしてちゃんと発動した。
強い駒かと聞かれれば頷けないものの、必須とされている要素をおさえているポケモンはしっかり最低限の仕事をしてくれるということを感じさせてくれた。
実は地面無効でねこだましができるのは無二の個性だったりするらしい。
グランブル@こだわりハチマキ
ゆうかん いかく 197-189-95-65-81-45
いかく枠として診断されたポケモン
フェアリーと格闘の攻撃範囲が広いので、ハチマキを持たせて高火力のアタッカーとして運用した。
地面耐性が豊富なメンバーなので打ちやすく、これまた範囲の広いじしんを採用。残りはワイルドボルトとかみくだくとで迷ったが、耐久力の低いトリックルーム要員を止めるための噛み砕くを選択した。
真っ当に投げて真っ当に攻撃して真っ当に強かったので特にコメントがない。
格闘耐性がある威嚇持ちで格闘に強力な打点を持てるのがメガシンカ以外だとこいつくらいしかいないのでまた採用の声がかかるかもしれない。
ジャローダ@こうかくレンズ
おくびょう あまのじゃく 150-72-115-127-116-181
その他枠として診断されたポケモン
最初に書いた通り1勝しかしていないが、大会通して一番敵を倒したのがこいつ。
リーフストームでCが上がっていくことに過度の期待をかけ無振りで運用した場合の弱さは既に経験済みだったのでちゃんと全振りした。
奇跡の種辺りを持たせてもよかったが外したときにCが上がらず、その後の縛り関係にまで影響が及ぶのでこうかくレンズを持たせる方が無難だと判断した。
晴れ要員でもあるがファイヤーが前述の有り様だった上に水タイプとほとんど当たらなかったので日本晴れは役に立たず。蛇睨みがほしかった。
まもるは1勝をもぎ取った技なので本当に入れておいてよかった。結果論だけど。
ゆうかん ハードロック 163-174-154-105-103-33
いわなだれ アクアジェット だいちのちから ワイドガード
鋼・ワイドガード枠として診断されたポケモン
A1↓アクジェでH振りメガバクーダ確2
C2↑だいちのちからで無振りドクロッグ確1
C2↑だいちか+A1↑アクジェでメガクチート確定
これらの他にもなんかやたら計算機をまわした。
トリル展開からのメガバクーダを強く意識した配分を行った。そしてKP5であるドクロッグがここまでかなり刺さっていたのでアバゴーラで打点を持つことに。それだけなら物理に特化ししねんのずつきを採用した方がよいが、鋼への打点も不十分であると感じたのでどちらにも対応できる形に。
じゃくてんほけんは不安定だが、発動すればもちろん強いし発動しなければそれだけ多く動けるわけなのでそこまで相手の動き次第という道具ではなかった。ただ個人的にはどうしてもボルトチェンジして自分で発動させたくなる。一応グランブルの地震で強引に踏むこともできないことはない。
とにかく反省点はS操作を軽視した部分に尽きる。ゲンガーがトリルを、ファイヤーが追い風を、ジャローダが蛇睨みを覚えていたらどれだけ違ったか。
それでは次に実際の試合内容を簡単に
一回戦:VSもみじさん 不戦勝
雨降らせてジャローダとファイヤーでどうにかしようとか考えてたら育成が間に合わなかったらしく不戦勝に。
二回戦:VSてるるさん 負け
追い風+砂嵐状態のメガガブリアスがどうにもならず、グライオンがフェイントを覚えていないほぼない可能性にかけてワイドガードでなんとかしようとするもあっという間に負け。
三回戦:VSこたろーさん 負け
待ってましたメガバクーダということで影踏み雨アクアジェットを仕掛けたところ二連まもる+moveで逃げられる。そりゃそうするわな
その後トリルを展開されグランブルとアバゴーラが遅さを活かし奮闘。しかしメガバクーダを最初に倒せなかったことと、シンプルビームのろいで強くなったベロベルトに押されていったことが響き、最終的には瞑想ランドロスに詰められて負け。
終盤追い打ちをかけるかの如くシンプルビームで単純にされたジャローダがリーフストームでCを4段階下げていくのは見ていて辛かった。
四回戦:VSさゆっとさん 勝ち
ギルガルド倒したら勝ちみたいなもんでしょと思い初手からブレードフォルム狙いで大地の力を撃ったことにより、つるぎのまいと弱点保険の発動をほぼ無償で許す大惨事に。
グランブルを犠牲に威嚇を入れいわなだれを耐えながらなんとかギルガルドを処理した時には満身創痍。
その後数値の差で少しずつ盛り返していき、最後はジャローダVSココドラサメハダーの守る守らないじゃんけんぽんを制し、辛うじて勝利。
ちなみにゲンガーがイカサマを喰らいまくった。ちゃんとサボらずにAを厳選しておいて本当によかった。
五回戦:VS喫茶店さん 負け
リザXつらいなあと思いながらの序盤戦、サンダーに追い風されたらおしまいだって言いながら何故かちょうはつ持ちのメガゲンガーで大して効き目のないシャドーボールを打ち続けるミスをやらかす。
リザードンに備えてグランブルとファイヤーを残せば他を処理できないという状況になり、順当に詰められて負け。
S操作ほぼなしの構築面でも詰め筋の見えてないプレイング面でもボロ負け。
という感じで2-3(実質1-3)に終わった。
こんなところですね。引きが良くてもプレイヤーが弱くては戦えないということが分かりました。
では最後に
成績はこんなものでしたがとても楽しむことができました。
運営のきゅんさん、診断作成のくらうんさん、そして対戦相手のみなさん、ありがとうございました。また日程が合えば、次回も是非参加したいと思います。
雑な締めになってしまいましたが、この辺で失礼します。
またお会いしましょう。