【トリプル】脳筋重力パ~技威力の暴力【第四回診断メーカー大会】
第四回診断メーカー大会に出場してきました。初参加だったのですが2勝3敗とまあ悪くはない結果に終わり、ほっとしています。もう少し先んじてまわしておけばあと1勝くらい出来たかなあという後悔は残りましたが・・・
せっかくなので構築記事を書いてみました。
今回、「さはる」の診断されたパーティはこちら
メガプテラ・アイアント・コジョンド・サマヨール・ムクホーク・ダイケンキ
色合いが渋い
絶望的に弱いポケモンがいないかわりに強力な全体技で制圧できるようなポケモンもいないという印象。基本的にペラペラなのも少し不安だが。その分メガプテラを筆頭に速い駒にまとまっているのでやられる前にやるスタンスでいきたいところ。
ということで出来上がった重力パのような何かが以下の通り
なまいき おみとおし 147-75-151-65-200-27
S操作枠として診断されたポケモン
わけのわからないコンボが襲ってくることが予測される今大会において、おみとおしによって相手の型をある程度しぼってくれる大事な偵察要員。
また、上記のやられる前にやるコンセプトから命中率を気にせず高火力技を採用しようと考え、じゅうりょくの起動役をやってもらうことになった。速い脆いの集団がトリックルームなんかされたらたまったものではないので、トリル封印が出来るようにした。万が一通してしまっても一応トリル返しが可能である。
そんなに無理して生き残ってもらう必要がないため、ラムのみを持たせたほうがよかったかもしれない。
5試合で最も重力の恩恵を受けたのは相手の催眠ペルシアンであった。
ようき いしあたま 155-157-85-58-96-200
いわなだれ フリーフォール ちょうはつ おいかぜ
メガ枠として診断されたポケモン
ではあるがトリルしてもしかたがないので実質S操作枠。
この速さからの一致いわなだれは強い。ということで思考停止で採用してしまったが、しっかり通る相手を確実に削るストーンエッジにすべきだった。相手も自由に組めない関係上、やりたいことをピンポイントで止めることが出来るちょうはつとフリーフォールはとても役に立った。重力下ではフリフォが使えないが、重力を使うターンにはSの関係上動きを止めることは出来るのでそこまで気にならなかった。
特性をいしあたまにしたのはムクホークとのSの関係を知られるのを防ぐため。相手のスカーフはサマヨールで見れば良い。
重力を使っていると通りのいい地震を打ってみたくなるが、そんなことをしたら味方から死んでいくのは目に見えているのでやめた。
言い訳をするわけではないが特殊なコンボを使うのでもない限りメガ枠が満足に殴れないというのはかなり苦しい。その辺りは今後構築を組む上での教訓になったかもしれないと思ったり。
ようき はりきり 133-161-133-47-68-177
シザークロス アイアンヘッド つばめがえし なかまづくり
鋼・ワイガ枠として診断されたポケモン
高速高火力その1。はりきりによるデメリットが重力で打ち消される。いかくが痛いがなかなか活躍してくれた。
はりきりなかまづくりで味方を強化したり、敵の強力な特性を消したりということを考えていたがそんな余裕はなかった。
フラワーギフトを消そうとして交替で出てきたハチマキエムリットをパワーアップさせるという大サービスをしてしまった。
コジョンド@いのちのたま
むじゃき せいしんりょく 140-146-80-147-72-172
高速高火力その2。全員にいかく枠があることを考慮し、特殊メインの型にした。物理では仕留めきれなかった相手を倒すことが出来た場面が何度もあり正しい判断だったと思っている。今回対戦相手のパーティに格闘の通りが良いものが多く、きあいだまがとても使いやすかった。
命中100信仰なので一生分の気合玉を打った気がする。
ムクホーク@こだわりスカーフ
いじっぱり いかく 192-155-90-49-80-152
いかく枠として診断されたポケモン
高速高火力その3。速さと火力を持ちつついのちがけで厄介なポケモンを落とす役としたが、一番露骨に改善策の見えたポケモンとなってしまった。
まずいかくとんぼがえりが強いような気がしていたが、威嚇一回程度で耐える面々ではない上に、とんぼ帰りでの交替先になるポケモンがいない。特性はすてみにして少しでも火力を上げるべきであったし、とんぼ帰りは広範囲に打てるすてみタックルにすべきであった。いのちがけを使うにしてもHに全振りする必要はなかったし、スカーフFCロトム抜きのSももっとAに割いてよかった。ムクホーク自体の強さはなんとなく感じることが出来ただけに残念。構築力のなさを思い知った。
ちなみに今回、各ポケモンの使用しないCの実値まで表記しているのは 相手の特殊アタッカーがパワーシェアをしてくる可能性を考慮してのものである。普段はそこまで気を回さないが、そのくらいのことで驚いている場合ではないほど色々な戦術が組み込まれていたようで、ギミックらしいギミックを入れることが出来ず悔しい。
ダイケンキ@こだわりメガネ
ひかえめ げきりゅう 171-108-105-176-90-122
ハイドロポンプ エアスラッシュ こごえるかぜ ドラゴンテール
自由枠として診断されたポケモン
速くはないが、上の三体に比べるとだいぶ硬い、一致等倍を受けても大丈夫そうなアタッカー。おいかぜ前提で動かすことを考えてSを調整していたらいつの間にか全振りになっていた。普通に強かった。上を取ることを前提にしてもしっかり一発耐えてくれるかどうかが大事なことだと感じさせてくれた。
育成の段階からハイドロポンプ以外ほぼ打つ機会ないだろうと思っていたがやはりそうだった。一度だけエアスラッシュを使ったくらいか。
能力アップ系のコンボを使ったパーティを意識してドラゴンテールを採用してみたが、受け回しの出来ないパーティでメガネドラテをするのはハイリスクすぎた。
ということで、日頃使っている大掛かりなギミックを中心にした構築とは打って変わってひたすら殴るパーティでの出場となりました。2勝3敗でまあ悪くない結果と書きましたが、実際は結構悔しいです。自分のポケモン、相手のポケモン個々の役割関係をしっかり把握しながら戦うという基本的な経験を欠いていることを痛感しました。これを期に、スタンと言われるようなパーティでの立ち回りを練習してみようかと思っています。
それにしてもとても楽しい大会でした。運営のきゅんさん、診断メーカーの作成者であるくらうんさん、対戦してくださった皆さん、本当にありがとうございました。そして優勝された喫茶店さん、おめでとうございます。
第五回も開催していただけるということでしたので、また都合があえば参加しようと思っています。今回はお疲れ様でした。
それでは。また