【トリプル】弱保キッス軸メガ二枚トリパ【クリスマストライ】
お久しぶりです。公式大会クリスマストライ(通称クリプル)に参加しました。
結果は23-7(内一回こちらの回線切れ)で180位となんとも微妙。
【バトル形式】トリプルバトル
【使用できるポケモン】全国図鑑No.001~720のポケモンのうち、ポケモンずかんの「けんさく/ならび」機能の「いろ」で、赤・緑・白に分類されるポケモン。
ただし、ルギア、ホウオウ、セレビィ、グラードン、レックウザ、デオキシス、ディアルガ、シェイミ、レシラム、メロエッタ、イベルタル、ジガルデを除く。(PGLより)
こういう大会ですね。
ブルンゲルのどこが白なんだよとかズルズキンのどこが赤なんだよとかドータクンのどこが緑なんだよとかありますが、基本的にクリスマスカラーのポケモンたちが参加するトリプルバトルの大会でした。
赤緑白で強いのって何だろう・・・って思った方のために僕が対戦した30人の使用ポケモンのKPをまとめておきます。以下の通りです。
17
12
10
9
7
6
5
4
3
2
1
ほんとにファイアローだらけでした。いかく持ちがワルビアルとズルズキンしかいないため物理アタッカーが普段のトリプルより多めですね。多すぎるアローにバンギハッサム、エルレイドやヒヒダルマが多いのも面白いと思いました。逆に威嚇ありきということなのかキリキザンが全然いませんね。
ということで、前置きはこれくらいにして使用した構築を紹介していきます。
テンプレに近いトリパの主要メンバーのうち参加できないのがニンフィアくらいだったのでトリル軸で戦っていこうという流れで選好が始まり、最終的にこの六体になりました。それぞれの採用経緯と個別考察は以下の通りとなります。
ブルンゲル@ラムのみ
れいせい ちょすい 203-65-102-143-125-59
ねこだまし耐性と安定した耐久力を持ちながらしおふきなどで攻撃にも参加できるトリックルーマー。レーティングバトルで使用している個体の流用なのが少し怖かったものの火力を確保しつつ多くの攻撃を耐える便利な配分なのでよしということでそのまま使うことに。
Sが59なのは後述のユキノオーと同速になるのを防ぐためだったのだが相手のバンギラスと同速である可能性に怯えるのが本当に嫌だったのでそこは良くなかったなと思っている。
ラムのみが結果的には一度も発動しなかったが、ドーブルを恐れずにトリルを選択できるメリットは感じられたので意味はあった。
いつも弱点保険を持たせているもので火力が低く感じて仕方なかった。
れいせい きょううん 191-(65)-115-189-137-76
じゃあ誰が弱保を持ってたかというとこいつ(こっちが持ってたからブルンゲルが持てなかったということではないが)。
トリルを展開しなければどうにもならないので、安定した耐久力とこのゆびとまれを持ち、全体技で攻撃にも転じられるトゲキッスを採用。これならなんの変哲もない話だが、普段の環境と違ってニンフィアがおらず、トリル4ターンのうちに与えられる損害が少ないと判断したため弱点保険とバトンタッチを持たせた。これにより指サポートを行ったターンに生き残ってしまった場合、最初のトリルターンから眼鏡ニンフィアの九割ほどの火力で殴ることができるようになった。
また、後述のドーブルだけで十分にトリルサポートが行えると判断した際にはバトンタッチを選ぶことで、バクーダ、ユキノオーの無償降臨が、あわよくばCが二段階上がった状態で成功するため、こちらの流れも強力。
バンギラスやハッサムが非常に多く、いわなだれも飛んできやすい環境であったため、本当に頻繁に弱保が発動した。その分わるだくみを使う機会が全くなく、まもるが欲しい場面がかなりあったのが反省点であった。
おくびょう マイペース 131-22-(86)-(26)-65-139
展開や攻撃のサポート枠として採用。
ねこだましやこのゆびとまれによってトリルを阻止しにくる相手を止めにいく。よこどりはワイドガードを奪うのが主な役割だが、ニャオニクスやサーナイト、エルレイドがいた場合にはトリル封印を防ぐためにも使用した。
2ターン目にトゲキッスが余裕をもって生き残っており、ワイドガード持ちがいなければ、こおりのつぶてで弱保を発動させることで攻め手が弱まることを防げるようにした。
ダークホールを全く信用していないので切っているが、相手はダクホへの対処に一手割いてくれるので覚えられるというだけでメリットはあるように感じた。ニャオニクスのしんぴのまもりを横取りしたことが4回もあった。
カクレオン@オボンのみ
なまいき へんげんじざい 164-110-100-(80)-182-40
トリックルームに依存する上に4ターンで決められるほどの火力は出せないので、二体目のトリル要員として採用。
指とま二枚態勢とはいえ、飛行弱点のユキノオーと先制で殴られると火力が落ちるバクーダブルンゲルが主力であり、ファイアローの対策が足りていないと感じたため、猫だましができるカクレオンを選んだ。
全体技を通すためのフェイント、通りにくい相手を削るイカサマも強く、どの試合でもそこそこの活躍をしてくれた。
配分はオボン込で珠ギルガルドのラスターカノン二耐えの数値であり、今大会とは関係がない流用個体だったが、ちょうどよく耐える場面が何度もあり悪くなかった。
ユキノオー@ユキノオナイト
れいせい ゆきふらし 197-112-96-158-105-58
ふぶきを撃ちまくるアタッカーであり、環境に多いであろう天候ギミックへのメタとして採用。
ユキノオナイトをもっているがメガシンカしなくても十分に戦えるスペックを持っているため、主に氷の通りがいいとき、炎の通りが悪すぎるとき、そのターンに天候を上書したいときにメガシンカする。
半分以上の試合でリザードン又はニョロトノと対峙することになり、ブルンゲル、バクーダは晴れ、雨によって弱体化してしまうので、天候上書きのために投げることが多く天候メタとして十二分に活躍した。
どうでもいいがクリスマス感を出せたのがちょっとうれしかった。
れいせい ハードロック 177-105-90-172-96-40
ふんか かえんほうしゃ だいちのちから まもる
今回参加できるポケモンにメガバクーダより遅いのがタマゲタケくらいしかいない(低レベルは参加できない)ことを考え、普段よりもうごきやすいだろうと予想しながらメインのアタッカーとして採用。
ねっぷうは当たらないので削られた場合炎技にはかえんほうし採用した。
トリル下のメガバクーダが強いのはわざわざ言うまでもないと思うが、ユキノオーをメガシンカさせた場合も、炎タイプとしての役割をきちんと果たすことができた。
ということで、6体選出のトリプルバトルでメガストーンを持ったポケモンを二体採用する初めての試みに挑戦しました。これ自体は悪くなかったなあと思います。が、どちらをメガシンカさせるかの判断が本当に難しいと感じました。バクーダもユキノオーも単純な数値強化なので、どのように相手を全滅させるかという勝ち筋をきちんと把握できなくてはいけないんですよね。まあそういう意味ではプレイングのいい練習になったと思います。
ていうか今回参加者14000人もいたんですね・・・シングルダブルの公式大会とほぼ変わらない規模だったとのことです。トリプルレートをやっていてもたまに対戦相手が見つからなかったりイマイチ賑わないルールですが、これをきっかけに始めてくれる人がたくさんいたらいいなあなんて思っております。
あと最後に。本当に楽しい大会でした。いつもの環境に文句はないんですが、たまにはギルガルドやニンフィアを意識せずに戦えるっていうのも悪くないですね。
今回も長くなりましたが最後までありがとうございました。そして書くって予告して書いてなかった記事を待っている方がもし万が一いたりしたらごめんなさい。それではまた。