さはるのポケモン感想文

物理ポケモンのC個体値0厳選を推奨する会

【ローテ】壁手動晴れメガヘルガー

 

シーズン8お疲れ様でした。今期はいつもに増して上位勢がハイレベルな争いをしていたということで、ただただすごいなと思いながら低レートを彷徨っていました。

今回の構築はシーズン5(xy)に組んだものをほとんど再調整することなく使い続けたものでORAS環境での勝率は六割程度でした。ORASで使用できないポケモンは入っていませんが、XYローテの構築だと思って読んでいただいた方が良いかもしれません。 

 

 

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f:id:naroday87:20150312133843p:plainf:id:naroday87:20150312133906p:plainヘルガー@ヘルガナイト

臆病 きんちょうかん 151-85-70-162-100-161

かえんほうしゃ あくのはどう わるだくみ まもる

 

壁を利用し積みエースで抜くコンセプトの弱点として真っ先に思いつく身代わりギルガルドとすり抜けシャンデラに強いポケモンとしてこいつをメインに組んでいくこととなった。

積みエースとはいったものの、C↑2の状態で、火炎放射によって181-120メガガルーラが、悪の波動によって184-105ガブリアスが共に37,5%の乱1と、なんとも惜しい数値。

だがC↑2にサンパワーと晴れ自体の補正も合わさると、火炎放射がガブリアスサザンドラマリルリ、水ロトムといった使用率の高い炎半減のポケモンを軒並み確1にするほどの火力となる(等倍であればクレセリアが特防特化しても耐えない)。

ここまで来ると相手の四体全てが確1圏内に入ることも少なくないため、とにかく安全にここまで展開する構築を目指した。

特性を緊張感にしたのはトレース対策。後述のニャオニクスジバコイルと合わせて初手選出することが多く、頑丈いたずらごころがトレースされたくないことを考慮し、炎を吸収される貰い火と、あくびの効果ターンを短くされる早起きを除外した。

 

 

f:id:naroday87:20150312133816p:plainニャオニクス@ひかりのねんど

ずぶとい いたずらごころ 181-47-125-88-116-124

あくび にほんばれ リフレクター ひかりのかべ

 

壁要員。壁張りとあくびによってヘルガーが安全に悪巧み出来る場を作る。その後日本晴れによって全抜きの体勢を作る。

クレッフィラティアスも候補に挙がったが前者はヘルガーと地面の弱点が被っていることから起点作りがし辛く、後者はトリルや追い風に弱いため、相手への打点が持てないのは痛いが結局ニャオニクスを選んだ。

配分はH252にメガネニンフのボイスを耐えるところまでDに振り残りをBに振った。

 

 

f:id:naroday87:20150312133822p:plainニンフィア@アッキのみ

ずぶとい フェアリースキン 202-63-124-130-150-85

ハイパーボイス めいそう ねがいごと いやしのすず

 

壁役が全く相手を削れないため、その分のディスアドは積んだエースの動かせる回数を増やすことで補いたいと考え願い事役が必要になった。とはいってももう一体殴れないコマを採用しては意味がないため、場合によっては自身を回復しつつ積みアタッカーとなることもできるニンフィアを選んだ。

あくまでもメインはエースの回復であり場持ちが大切であるため、Bに厚めに振りアッキの実を持たせた。守るがあれば一体でかなり粘ることが出来たであろう試合もあったが、ヘルガーの麻痺を治せなかったらどうしようもなかったという試合の方が多かったため癒しの鈴に落ちついた。

  

 

f:id:naroday87:20150312133805p:plainジバコイル@レッドカード

れいせい がんじょう 145-75-136-200-142-58

10まんボルト ラスターカノン にほんばれ まもる

 

メガヘルガーを上から叩いてくるポケモン筆頭ファイアローを何としてでも倒すための採用。パーティ全体で重めであり選出画面にアローがいたらほぼ間違いなく裏に入っているため、レッドカードで引きずり出して何もさせずに片付ける。

相手依存の戦法であるため不安はあるが、裏を見ることが出来ればその後の方針が決めやすい(特にこの構築は積めば勝てるかがわかるのは大きい)上に、相手の積みを崩す、メガガルーラ地震で落ちないといった利点もあるため全くの無駄になることはかなり少なかった。

HPが満タンなら頑丈で確実に耐えるため、ニンフィアの願い事で全回復できる範囲が広がるようにDに全振りした。ギルガルドシャドーボールなら確実に、メガネサザンドラの悪の波動なら4割程の確率で全回復するところまで持ちこたえる。

ラスターカノンはほとんど使わなかったので、金属音に変えた方がよかったかもしれない。

ちなみにギルガルドニンフィアに対して確実に下を取れて、ニンフィアの願い事で常に全回復できるコイルを一時期採用していたが基本的な性能が下がりすぎてただでさえエース一体の負担が大きいこのパーティには合わなかった。

 

 

f:id:naroday87:20150312133835p:plainファイアローきあいのタスキ

いじっぱり はやてのつばさ 153-146-92-71-89-178

ブレイブバード フレアドライブ つるぎのまい おいかぜ

 

前回に引き続き、願い事してからタスキで耐えて剣舞して回復をすることで強引にAが二段階上がったブレバを打つファイアロー。今回は晴れ補正の乗ったフレドラを打つこともあったり。無振りボルトロスくらいは剣舞をしなくても晴れフレドラで落とせる。

ヘルガーが相手を倒しきれずに落ちる時は積むことが出来ず削りに徹しているはずなので、その場合にとどめをさすためのコマとなる。

 

 

f:id:naroday87:20150312133756p:plainf:id:naroday87:20150312133856p:plainガルーラガルーラナイト

いじっぱり きもったま 181-158-113-40-101-132

やつあたり ふいうち グロウパンチ まもる

 

挑発持ちや高火力弱点攻撃持ちが複数いる場合など、ヘルガーが悪巧みをする隙がどうにもなさそうな相手を対処するためのエース補欠。

グロウパンチをした後の制圧力は言わずもがなであり、願い事によって安全に使いまわすため回復用の守るを入れた。ノーマル技は願い事とすてみタックルの相性がよさげだが、サポート特化役に枠を割いている以上ガルーラは生き残ることが重要なのでやつあたりにした。

もう一つの技は不意打ちと地震とで迷ったが、岩や鋼にはある程度ゴリ押しが利くこと、地面は無効持ちがとても多い上に風船の存在もあり一貫しにくいことから不意打ちを選んだ。

配分は、マリルリの太鼓アクジェ耐え且つ鮫肌(鉄のトゲ)を二回叩いたあとハチマキアローのブレバを耐えるところまでHBに振り、Sをメガシンカ後最速ヒードラン抜きにし、残りをAに振った。

 

 

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さて、 使用感ですが。4シーズンほど他のパーティも挟みながら使い続けてきましたが正直なところあまり強くありませんでした。ただ、今回この構築で使っていたポケモン個々は使いどころのありそうななかなか面白いものが出来たと思っています。

メガヘルガー軸はもう一度練り直してみたいですし、瞑想アッキニンフは意外なほど単体での活躍がありました。レッドカードジバコもいい動きをしてくれたので、これから使っていきたい個体の一つです。

というわけで自分でもイマイチと感じた構築の紹介となってしまい申し訳ないのですが、先につながることを信じて、来期は強い構築が出来たらいいなあなんてつぶやきながら締めくくらせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。