【トリプル】単体考察・勇敢C振り珠力ずくハガネール
こんにちは。
クチートニンフィアキリキザンギルガルドが憎い・・・と思ってたら思いつきました。
今回は単体考察ということで記事一つ丸ごとハガネールについて書きます。
ハガネールです。
タイプ:はがね/じめん
特性:いしあたま がんじょう ちからずく
種族値:75-85-200-55-65-30
体重:400,0
遅くて堅い典型的な重戦車・・・と思いきやB以外の種族値はなかなか低め。なんとなく高いイメージのあるAもファイアローより少し上といった程度(と書くとむしろ高く見えるわけですが)。
ORASではメガシンカが可能なポケモンになり、以下のステータスに変化します。
タイプ:はがね/じめん
特性:すなのちから
種族値:75-125-230-55-95-30
体重:740,0
メガシンカはシンプルなステータス上昇であり、特性を利用したすなあらし、重力、トリックルームを展開しながらのエース運用に向いているのでしょうか。どちらかというローテーションバトル向きな気がしています。そちらでは実績も出していますね。
相手に入れられていた場合は意識しなくてはなりませんが、今回はメガシンカしないハガネールを考察します。
というか、タイトルになっている、持ち物いのちのたま・特性ちからずくであるハガネールの一つの配分案を紹介するという形になります。
それでは本題です
実数値:H181 A116 B221 C107 D86 S31
特性:ちからずく
持ち物:いのちのたま
作り方:性格ゆうかん 努力値244-4-4-252-4-0 個体値31-31-31-31-31-0
以前メモ書き代わりにツイートしたものと少しだけ配分が変わっています
物理火力:アイヘで195-93ニンフィア確1(100%~117.4%)
ヘビーボンバーで191-97ニンフ確1(111.5%~131.9%)
氷の牙で165-110ランド確1(107.2%~129%)
〃 195-120ランドを威嚇込で確2(55.8%~66.6%)
炎の牙で181-151ナットを威嚇込で99,61%の乱2(48.6%~60.2%)
ダブル岩雪崩で185-91アローを93.8%の乱1(98.3%~117.8%)
〃 186-90ボルトロス確2(50.5%~60.2%)
特殊火力:大地の力で157-116メガクチ確1(101.2%~121%)
〃 166-111テラキオン確1(100%~119.2%)
〃 167-171盾ガルド確2(65.2%~79.6%)
〃 167-71刃ガルド確1(155.6%~183.8%)
〃 169-94キリキザン確1(117.1%~138.4%)
悪波で167-71刃ガルド50%の乱1(91.6%~108.9%)珠ダメで確定
物理耐久:194メガガルのけたぐり急所考慮で98,03%の1耐え(44.1%~53%)
172メガクチのじゃれつく3耐え且つ83.84%の4耐え( 21.5%~25.9%)
〃 かわらわり急所考慮で1耐え(49.7%~58.5%)
〃 叩き落す+かわらわり耐え(叩き落す31.4%~37.5%)
216ランドのダブル地震急所考慮で1耐え(46.4%~56.3%)
194鉢巻キリキザンのふいうち2耐え(33.1%~39.7%)
181珠テラキのインファイト1耐え(81.7%~96.1%)
〃 A↑6ダブル岩雪崩4耐え(17.6%~21.5%)
特殊耐久:222珠ガルドのシャドボ1耐え (83.9%~98.8%)
178眼鏡ニンフのハイボ2耐え(41.9%~49.7%)
素早さ :最遅
ランドロス、ガルーラ、テラキオン等、耐性面で不利な物理アタッカーを前に最低限の行動回数を確保しつつ、クチート、キリキザン、ニンフィア、ギルガルドに対して強く出るための数値を持っているということがわかっていただけたでしょうか。
ざっくり言うとほとんどの物理アタッカーに縛られずに最も注意しなければならない特殊アタッカー(ニンフィア、ギルガルド)に勝てるというのがこのハガネールの特長ということですね。
種族値55でC振りはないだろ・・・って思うかもしれないですけど、力ずく、珠の補正が全部ステータスにかかったとするとこんな感じになります。(厳密にはダメージ計算式の関係で違ってきますが大体ね。)
<H181 A195 B221 C180 D86 S31>(これに特性持ち物なし)
強そうじゃない?
あとほとんどの方が知ってると思いますが念のため、特性力ずくのポケモンが命の珠を持って追加効果のある技を使うと珠の効果による定数ダメージを受けません(1,3倍の補正はちゃんとかかります)。これバグじゃなくて仕様だって公式に説明されてましたね昔。
それでは採用候補の技について、「その役割なら他のポケモンでもいいんじゃないの~?」なんてところに出来るだけ触れながら紹介していきましょう。
・だいちのちから
撃ちたい主な相手
くどくど書いたけどガルドクチートキザンに有利っていうのが一番の強みなのでこのハガネールを採用するならおそらく確実に入る技になります。さすがに盾ガルドワンパンは無理ですが珠シャドボを耐えた上で下から剣ガルドを倒すことができます。
トリプルの代表的なポケモンとして特殊ランドロスが近い範囲を持っていますが、上記画像の相手の中でも特にキリキザンに対して強い点は特殊地面に求められる役割として勝っているといえるでしょう。
また、命中安定、威嚇も入らない、特にデメリットがない技の中で最高火力でもあります。
撃ちたい主な相手
もうひとつの大事な役割であるニンフィアの処理のための枠。ハチマキファイアローのブレバ耐え調整をしたニンフィアを確定で落とすことのできる配分となっています。
他の上記ポケモンではH全振りバンギラス、同メガバンギラス、メガユキノオー、HBトゲキッス、同きせきピッピ、きせきプリンが全て確2(いずれも五~七割程度削る)であり、逆に致命傷を与えてくるとすれば炎技やはどうだんを採用したトゲキッスくらいなのでこちらにも役割を持てます。
ちなみに対ユキノオーに関しては36振りで確1にすることができますが、数値に余裕があるわけでもなくタスキでもナイトでもないユキノオーの数を考えるとあまり有効とは言えないと思います。
撃ちたい主な相手
汎用性は低いもののそもそもギルガルドを重く見た場合の採用となるであろう駒なので優先度が高いと考えている技。似た範囲を持つランドロスに出来ないことの一つでもあります。
これによってギルガルドの下を取り対角から処理することが出来ます。
またH振りブルンゲル、同シャンデラを半分削れるので、対角からトリル妨害の補佐をするといった使い方もあり、実際に使った感触では撃つ機会もそこそこあったと言えます。
・まもる
ハガネールは合計種族値があまり高くなく有利不利のはっきりしたポケモンなので、対処したい相手を倒すまで切らないようにしたいところです。上の三つの技で最も倒したいポケモンへの範囲はカバー出来ているので、きちんと役割を果たせるように出来るだけ入れておくと良い技だと考えています。
・ヘビーボンバー
撃ちたい主な相手
体重80キロ以下の相手に対してアイアンヘッド以上の威力になる技。何が何でもニンフィアを落としたい場合に、Bに厚い個体を想定して採用することになりそうです。
とは言っても重い相手への通りが悪くなる上、珠の反動が発生するため優先度は高くないと思います。
ただしこの配分ではどうにもならない、Cに補正をかけてだいちのちからで落とせる範囲を広げたい場合に、それでもブレバ耐えニンフを確1にしたいのであればこちらを採用することになります(無補正無振りヘビボンが195-93ニンフに104.1%~124.1%)。
・いわなだれ
撃ちたい主な相手
ブレバはもちろんフレドラでも大したダメージを受けず、耐性の関係上電気タイプに強いため、アローやボルトを見てもらおうということで採用する技。リザードンにも効きます。
防御面で有利をとれる相手にきちんと役割を持てるようにしておくのは重要なことなので優先度高めです。
・がんせきふうじ
撃ちたい主な相手
「倒せる相手をきちんと倒す」というのを守るならいわなだれより優先されそうな技。
いわなだれに比べ、こちらは威力命中率が少し高く、ワイドガードに妨害されません。
火力の目安としては216ランドのダブルダメいわなだれとほぼ同じというとわかりやすいでしょうか。ついつい忘れがちですが追加効果は発生しないのであしからず。
・こおりのキバ
撃ちたい主な相手
上の方に書いた計算結果の通り余裕はないがランドロスと打ち合うのに必要な技。
ランドロス自体トップクラスに数が多いポケモンであるため、残りの技枠に悩んだ時少しでもランドロスが重めだと思えるならば採用して損はないでしょう。
ゴチャゴチャするので上には書きませんでしたがA↓1状態で無振りメガボーマンダが確2、H全振りで33,2%の乱2(43.5%~53.9%)になります。
・ほのおのキバ
撃ちたい主な相手
範囲も狭いし対象も大して見る相手ではないですが、相手が採用している鋼タイプの対処を一任するならナットレイ、ハッサムは弱い相手ではないので意識して入れても良い技かもしれません。
~思い付きはするけど有用性の低そうな技たち~
・ジャイロボール
条件次第(S操作なしならばS185以上の相手に撃った時)で威力150となり、ハガネールの最大火力となる技。というと聞こえはいいものの誰に撃つのかわからない技。
パーティの軸になるようなポケモンはある意味全ポケモンが仮想敵なので最大火力をとりあえず採用するというのが有効ですが、こういった補完に入るポケモンは任せる相手をきちんと倒してもらうというのを意識して技枠を埋めていきたいです。
力ずく込で威力130になる大技といっても命中がひどすぎる。ニンフィアやトゲキッスにヘビーボンバーが威力120になるのも採用が遠ざかる理由の一つ。
重力下ならアイアンヘッドの上位互換になりますが重力前提で動かすパーティなんて地面技鋼技には全く困らないと思うんで補完としてこのポケモンが入ることはないんじゃないですかね。
鋼技を撃ちたい相手がことごとくB<Dで威嚇されてもなおアイアンヘッドの方がダメージが入るなんてことも普通にあるのでこれも誰に撃つのかよくわからない。鋼技は基本的にアイアンヘッド、Aに補正をかけられないならヘビーボンバーという結論でいいと思います。
ざっと紹介する感じになりましたが。まあ何度も書いてますけど手広く相手をするというよりは役割対象にしっかり対処していくというポケモンなのでそんなに候補は多くないです。
パーティ次第だけど有り得るかもってところだとステルスロックほえるちょうはつだいばくはつ辺りですかね。個人的にはたがやすとかどろあそびをうまく使ってみたいなあなんて思ってますが。
半端な感じでまとめに入ろうとしてますがもう少し書くべきことがあると思うので多分続きます。その時は実際にこのハガネールを使った構築も紹介しながらになる予定です。
初の単体考察記事ということで配分と技を並べただけって感じですが、とにかく言いたかったのはガルドニンフクチートキザンに強いよーその他メジャーどころを落とせるようにも出来るよーってことですね。
それでは。ありがとうございました。
書き始めたの去年の10月の頭なんですよねこれ