さはるのポケモン感想文

物理ポケモンのC個体値0厳選を推奨する会

【ローテ】ねがいごとぽんぽこ

 

シーズン4お疲れ様でした。

最終レートは1802ptで24位。1800超えで終了したかったので終盤潜るのをためらってしまい若干の後悔は残っているのですがとりあえず満足のいく結果となりました。需要あるかはわかりませんが構築記事書いてみたかったので使用した構築をさらしていきます。

まずは使用ポケモン

 シャンデラ

デンリュウブラッキー

マリルリラティアス

 

↑は筆者が潜る時の配置である五十音順。説明しやすい順に変えつつ個別に説明していきます。

 

f:id:naroday87:20150312134903p:plainマリルリ@オボンのみ

いじっぱり ちからもち 194-111-100-x-100-85

じゃれつく かわらわり アクアジェット はらだいこ

 

f:id:naroday87:20150312135014p:plainラティアス@ひかりのねんど

おくびょう ふゆう 187-76-111-x-150-178

おいかぜ ねがいごと リフレクター ひかりのかべ

 

周知の通りローテのマリルリがくっそ強いので、こいつになんとしても腹太鼓をさせるようなパーティを作ろうってところから。マリルリは壁を貼ってあれば珠霊獣ボルトの万ボルクラスでない限りオボンのみの回復も込みで腹太鼓をすることが出来るので壁貼り要員を探す。そして、腹太鼓で消費した体力をもとに戻すことが出来る願い事を覚え、マリルリとの相性補完もなかなかであるラティアスに決定した。

壁貼り願い事腹太鼓なんてそうそう上手くいかんだろうと思われそうだが、ラティアスが壁を貼った時点で相手がマリルリを強く意識して動いてくるので、ラティアスが電気技や草技を受けながら準備を出来ることは実際に結構多く、十分実用的であった。成功すれば攻撃4倍体力ほぼ満タン両壁ありという状況までもっていけるので、願い事をするターンにラティアスが落とされるとしても狙う価値のある流れだと感じた。更に余裕があり追い風まで出来れば、相手の行動の選択肢を一気に狭めることが出来る。

マリルリは、追い風下でガブリアス抜きのSに調整しあとはAぶっぱ残りH。そうしたらHが奇数になってしまったのでAから1まわした。かわらわりを採用したのは腹太鼓に合わせてリフレクターをされるケースがあったため。命中安定の詰めの手としてもそこそこ役に立つ。ラティアスは先手で壁を貼ることが自身の硬さにもなるので最速。耐久力と願い事の回復量確保のためにHに全振り。残りの4は、リフレクター越しにメガクチのじゃれつくを確二に出来るためBへ。

:2015/3/2追記

マリルリの能力値は192-112-101-x-101-85とした方が無駄がない。元の配分の最高被ダメ率が僅かに少ないパターンもあるため厳密には無駄ではないが、この配分は4nであることからオボンの実での回復率が上がり、ねがいごとでの回復を前提としている以上Hの数値は低いほうが良い。またAを全振りにすることが出来、無振りガブリアスを太鼓ジェットで落とす確率が上がるなど、こちらも当然メリットとなる。

 

 

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ガルーラガルーラナイト

いじっぱり きもったま 181-158-113-x-101-132

のしかかり じしん ふいうち グロウパンチ

 

上記二体の並びが挑発や身代わりに弱いので、それらを起点に出来るグロパンガルーラを採用、マリルリの通りが悪いときは、こちらを勝ち筋とする場合も多い。願い事のおかげでゴツメや鉄のトゲに対してある程度強気にいけるという点でも噛み合わせが良い。A↑2でもフシギバナやオボンロトムが落とせなかったりと微妙に火力が物足りないが、マリルリに滅びを入れていないこともありピクシーを自然に対策できるのは大きいのでノーマル技はのしかかりにした。ゴツメ6回で落ちないようにした上で太鼓アクジェ耐え、メガ後に最速ヒードラン抜き、残りA余りDに振った。

 

 

f:id:naroday87:20150312135145p:plainブラッキー@たべのこし

ずぶとい せいしんりょく 202-63-178-x-151-85

イカサマ いやなおと いやしのすず ねがいごと

 

以上の三体を表選出の基本パターンとした時、ラティアスが仕事を終えて倒れた後必要になるのはどんなコマかと考えこいつに行きついた。壁を貼るだけで終わった場合の願い事による起点作り、アタッカーが鬼火やあくびを食らっていた場合の癒しの鈴、積んだガルマリを止めに来る高耐久ポケを強引に圏内に入れる嫌な音と、こちらの戦術を押し通せる技がそろっている。また厄介な戦術の対策枠としても優秀で、精神力願い事によりスカーフキッス、悪霊耐性と身代わり貫通の嫌な音+ガルーラの二連不意打ちでサザンガルドに強く出られるようになる。配分はあまり深く考えず、物理技の被弾が多いのでHBぶっぱ。追い風下でガブリアスの上をとれれば十分だと思ったので余りはSではなくDに振った。無振りハッサムの剣舞に後攻イカサマ出来たらラッキー。実はシーズン4のほとんどの対戦でシンクロの個体を使っていたのだが、それによって勝ったことは一度もなく、エアスラで怯まされて負けた記憶はあるので精神力が正解だと思っている。

 

 

f:id:naroday87:20150312135236p:plainf:id:naroday87:20150312135247p:plainデンリュウデンリュウナイト

ひかえめ せいでんき 197-72-106-148-142-75

10まんボルト きあいだま みがわり コットンガード

 

基本選出となる四体で重くなるポケモンの中で特によくでてくるボルトロスナットレイファイアロー、水ロトムにとても強いことから採用。マリルリと弱点を補いあっているため、相手に嫌な択を迫れそうなのも評価点。こいつもまた壁願い事との相性がよく、コットンガードで相手の決定打をなくせそうなこともあるが、その間に何発も貰う割に一回急所に当てられるだけで命取りなのであまり信用はしていない。メタ対象の四体を中心にダメージ計算したところCは補正無振りでちょうどいいくらいなので行動回数を稼ぐためにDに振った。Bに4振るとガブリアス地震を耐えると聞いて振ってみたが龍波を切ってるのもあって大した恩恵は受けていないしDもただの全振りなのでもう少し調整の余地があるように感じる。

 

 

f:id:naroday87:20150312135514p:plainシャンデラ@こだわりメガネ

ひかえめ すりぬけ 165-54-110-216-110-103

かえんほうしゃ シャドーボール エナジーボール クリアスモッグ

 

マリルリを選出しにくい場合、ガルーラの相棒として出せるコマが必要なので、ガルーラと並べることも考えつつ薄くなりがちな所を補強していくための枠となる。相手のガルーラのノーマル技やグロウパンチ、ノーガード爆裂マンを透かしたり、フェアリーや虫の一貫を消していくのにシャンデラが適任だった。重すぎるエルフーンルカリオにも強く、元々高い火力に加えメガネによる強化、特性すりぬけによって、相手に悠長なコンボを決めさせないのも魅力。壁を貼って積んでと準備に時間がかかるパーティなので、先に場をつくらせてしまうことを避けるためになかなか重宝した。拘っているのであまり打ちたくないが、クリアスモッグによって積んだあとのピクシーを処理することも可能である。シャドボでギルガルドルカリオを確1にしたり、オボンマリルリを腹太鼓させない体力まで削ったりするのにギリギリの数値なのでCぶっぱ。準速マリルリ抜きにし残りをHに振った。

 

 

個人的にはなかなかうまくまとまったパーティが出来たと思っています。1750まで安定して勝っていきその後なぜか全く勝てなくなって1550付近まで落ち込んでそうしたらまた勝てるようになって1800へ。というシーズンでした。

壁構築は急所だけはどうしようもないと思います。(おまじないは使いこなせる気がしない)それでも1800までいけたのでトーナメントのような一敗も許されないようなルールで使うのでなければ問題ないのかなあという意見です。

なんともしまりの悪いまとめでしたがいい加減長いのでそろそろ筆を置きます。最後まで読んでいただきありがとうございました。